建築設備綜合ゼミナール最新情報

第129回建築設備綜合ゼミナール

テーマ
「建築のレジリエンス、BCP対応策の最前線」
~最新事例から今後のレジリエントな都市・建築の在り方を展望~
日時

2024年3月21日(木)13:30~18:00(懇親会終了)

定員・受講方法

お申込の際、備考に【会場受講】【Zoom受講】どちらかを記載ください。
1)会場受講(建築会館ホール) 80名
 13:30開演となりますので、以下会場に開演時間までに来場ください。
 〒108-0014 東京都港区芝5丁目26番20号 建築会館
 JR田町駅、都営地下鉄三田駅(浅草線・三田線)から徒歩 3 分
 http://abee.or.jp/about/access/

2)Zoomウェビナー 500名
 お申込み確認後、開催近況になりましたら、Zoom視聴URLなどご案内致します。

企画主旨
 2015年に国連が定めたSDGsの17の目標の内、目標11「住み続けられるまちづくりを」のキーワードに「災害に対応する強靭さ(レジリエンス)」が掲げられています。昨今の異常とも思える気象や多発する地震等を鑑みて建築のBCPとレジリエンス強化への取り組みは、今後もますます重要になって行くと考えられます。建築のレジリエンス強化においては、建物単体での取り組みはもちろんのこと、都市全体での対策が有効であり、それらを総合したリスク評価も重要性を増しています。
本ゼミナールでは初めに、基調講演で芝浦工業大学増田教授より“建築・都市のレジリエンス”の全体像を講演頂き、業務ビル、大型ショッピングセンター、医療施設におけるレジリエンス強化の最新事例を紹介します。
今後のレジリエントな社会・地域・建築の展望を図る一助となればと願います。
内容
  • 基調講演 13:40~14:20(40分)
    危機事象と向き合う建築 ~建築・都市のレジリエンス~
    芝浦工業大学 システム理工学部 環境システム学科 教授  増田 幸宏 様
    様々な不確実性が存在し、災害も激甚化、常態化、複合化している現在、危機事象へ備えることは建築の本質的な性能として重要になっています。安全・安心を支える建築設備の役割も益々重要になります。本講演では、関連動向や取組事例、BCP策定上の課題等について紹介します。
  • 事例講演1 14:25~14:55(30分)
    不動産レジリエンス認証ResReal(レジリアル)とその活用方法について
    一般財団法人 日本不動産研究所 業務部 次長 ESG支援チームリーダー 古山 英治 様
    自然災害が激甚化・頻発するなかで、不動産のレジリエンスを高めることは急務になっています。不動産のレジリエンスを定量化・可視化する仕組みを開発し、認証制度として運用開始しました。その概要と活用方法を紹介します。
  • 事例講演2 15:10~15:40(30分)
    地球環境と地域防災に貢献する脱炭素ショッピングモール~イオンモール豊川~
    清水建設株式会社 設計本部 設備設計部3部 部長  森田 英樹 様
    地域の自然を最大活用した豊かな自然と調和する商業施設として開発されたイオンモール豊川について、その脱炭素社会形成に資する省エネ技術とZEB Ready、さらには地域災害対応力向上に貢献する環境・設備技術について紹介します。
  • 事例講演3 15:45~16:15(30分)      
    明興ビル 中規模オフィスビルにおけるレジリエンスと脱炭素の両立への取り組み
    株式会社 竹中工務店 東京本店 設計部 設備第1部門設備1グループ チーフエンジニア  渡邊 啓生 様
    中規模オフィスビル(約5,700㎡)である明興ビルの建替において、建築・設備計画の合理化と最適化を図った上で、太陽光発電、定置型蓄電池、EV搭載蓄電池を組み合わせたマルチPCSを導入し、レジリエンスと脱炭素の両立を目指した取り組みについて紹介します。
  • 事例紹介4 16:20~16:50(30分)
    荒尾市立有明医療センターにおけるエネルギーサービス事業について
    東京ガスエンジニアリングソリューションズ株式会社
    ソリューション営業本部 都市エネルギーソリューション部 都市エネ第一グループ  山田 惟月 様
    地域災害拠点病院として電気・都市ガスなどエネルギー供給が途絶した場合においても病院機能を維持することが必要であり、CGSや非常用発電機などの計画・設置・運用を中心としたエネルギーサービスを導入した事例を紹介します。
  • 17:00~18:00 懇親会(建築会館ホールにて)
    講演終了後、講師と会場受講者にて懇親会を行いますので、奮ってご参加ください。
受講料
会員 15,000円(税別)
一般 18,000円(税別)
お支払い方法
銀行振込のみとさせて頂きます。
お申込み確認後、申込者の方にご請求書をお送りいたします。
申込締切
2024年3月14日(木)
視聴についてのご注意
  • 1) 会場受講をご希望される方は、当日13:30までに会場受付までお越しください。
    Zoom受講をご希望される方には、開催近況になりましたらZoomウェビナー参加用URLをメールでご案内致します。
    以下2) ~8)はZoom受講者への注意事項になります。
  • 2) 視聴にはPCやタブレットなどの端末と、インターネット環境が必要です。通信料は参加者のご負担となりますので、予めご了承ください。
  • 3) Zoom視聴可能か事前にご確認をお願い致します。アプリでの視聴が不可の方は、Zoomサポートセンターが推奨するWEBクライアント
    (ブラウザ)「Google Chrome」「Firefox」「Edge」をお試しください。    https://support.zoom.us/hc/ja/articles/214629443
  • 4) Zoomの使い方・動作環境は、協会事務局での対応は出来兼ねますので、Zoomヘルプセンターをご確認ください。
    https://support.zoom.us/hc/ja/categories/201146643 ビデオウェビナー>ウェビナーへの参加(参加者)
  • 5) 受講料1名につき1名の方の受講をお願いしております。複数名受講、受信映像や映写資料の保存(画面キャプチャ、カメラ撮影等)、 録音、再配布はご遠慮ください。
  • 6) 視聴者変更による代理参加の場合、速やかに事務局までご連絡ください。当日の対応は出来兼ねますので予めご了承ください。
  • 7) LIVE配信のため、開催後の視聴はできません。
  • 8) PCやネット環境により視聴できなかった受講者の方は後日協会事務局までお問合せください。
  • 9) CPDポイントについて(基本1時間1ポイントとなります。)
    ・SHASECPD会員は、受講後ご自身で空気調和衛生工学会CPDポイントシステムから入力・確認を行ってください。
    ・JABMEECPD会員は、建築設備技術者協会にて単位認定登録を行います。
  • 10)その他
    ・協会職員が在宅勤務の場合がありますので、お問い合わせはメールにてお願い致します。
    ・新型コロナウイルス蔓延防止の観点から会場受講を中止とする可能性がありますこと予めご了承ください。

お申し込みはこちら

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