建築設備綜合ゼミナール最新情報

第130回建築設備綜合ゼミナール

テーマ
「建設プロセスにおける、BIM活用・建設DX最前線」
~設計から運用管理まで、BIM活用とDX推進の最新事例~
日時

2024年10月30日(水)13:30~18:00(懇親会終了)

定員・受講方法

お申込の際、備考に【会場受講】【Zoom受講】どちらかを記載ください。
1)会場受講(建築会館ホール) 80名
 13:30開演となりますので、以下会場に開演時間までに来場ください。
 〒108-0014 東京都港区芝5丁目26番20号 建築会館
 JR田町駅、都営地下鉄三田駅(浅草線・三田線)から徒歩 3 分
 http://abee.or.jp/about/access/

2)Zoomウェビナー 500名
 お申込み確認後、開催近況になりましたら、Zoom視聴URLなどご案内致します。

企画主旨
日本における急激な人口減少と超高齢化はとどまる所を知らず、建設業界におけるリソース確保に大きな影響を与えています。その対策として、BIMなどのデジタル技術を効果的に活用し、建設DXを推進する取り組みが業界として求められています。BIMは建物の企画・設計・施工・運用維持管理それぞれのフェーズで取り組むだけでなく、建設プロセス全体に目を向けてその効果的な活用を考えることが重要であり、それが新たな建設DXにつながるものと考えます。そこで本ゼミナールでは、初めに建築BIM推進会議の取り組みや官庁営繕の取り組みについて工学院大学 建築学部 建築学科 教授 岩村雅人氏より基調講演頂き、引き続きゼネコン・設備工事会社・設計事務所の各講師より最新事例を紹介します。
多くの皆様にとって今後の取り組みを進める上でのヒントとなると共に、建設業界のDX推進につながることを期待します。
内容
  • 基調講演 13:35~14:10(35分)
    我が国の建築BIMの推進に向けた取組状況
    工学院大学 建築学部 建築学科 教授  岩村 雅人 様
    2019年に国土交通省主導のもと「建築BIM推進会議」が発足して以来、我が国では着実にBIMの推進が進んでいます。 近年では、2025年度の建築確認BIM図面審査開始に向けて準備が進められており、官庁営繕事業では2023年度から3,000㎡以上の施設においてBIM指定が始まっています。本基調講演では、こうしたBIM推進の動きを概観します。
  • 事例講演1 14:15~14:45(30分)
    BIM活用推進を目指す取組施策と今後の展開
    清水建設株式会社 設備本部設備生産計画部 部長  鎌田 隼人 様
    BIM元年から数えて15年。設計・施工問わずツールの普及率は十分に高まったものの、活用方法は依然として納まり調整が主体である設備BIMの現状に対し清水建設ではBIMの本分をエンジニアリングにあると捉えBIM生産計画図を作図しエンジニアリング活動を展開しています。BIM生産計画図を全国の新築対象案件で100%に対し作図するための体制と事例課題について紹介します。
  • 事例講演2 15:05~15:35(30分)
    建築設備の施工現場におけるBIM活用
    ダイダン株式会社 理事 イノベーション本部技術研究所長  仲井 章一 様
    建築設備の施工現場において、BIM活用による省力化・生産性向上が期待されています。 今年3月に竣工した当社新潟支店建設における施工プロセスを通じたBIM活用、またオンサイト、オフサイトとBIMとの連携による施工管理など建設DXに向けた取り組みについてご紹介します。
  • 事例講演3 15:40~16:10(30分)      
    T-Base®プロジェクト~施工プロセスの変革への取組み~
    高砂熱学工業株式会社 技術本部 生産技術部 部長  古川 潤 様
    建設業界は技能者の高齢化と生産年齢人口の減少、2024年4月から時間外労働上限規制の適用、環境問題への対応など様々な課題に直面しています。当社ではこれらの課題に対し、コア事業である現場施工における成長戦略「施工プロセスの変革」の施策として「T-Base®プロジェクト」を立ち上げ、オフサイト生産だけでなく、DXや環境面なども含めた様々な課題の解決に向けた取り組みを行っています。
  • 事例紹介4 16:15~16:45(30分)
    ミュージアムタワー京橋におけるBIMを活用した統合FMプラットフォームの構築
    株式会社 日建設計 デジタルソリューション室 アソシエイト 光田 祐介 様
    ミュージアムタワー京橋にてBIMを活用した統合FMプラットフォームの構築を支援しました。当プラットフォームは、FMに最適化したEIR(発注者情報要件)を活用したBIM作成手法や国内最大級の維持管理BIMモデルを採用し、資産管理や長期修繕計画、区分所有の可視化などに活用。2024年6月から稼働開始し、IoTセンサーやエネルギーマネジメントとの連携も進行中です。
  • 講演終了後~18:00 懇親会(建築会館ホールにて)
    講演終了後、講師と会場受講者にて懇親会を行いますので、奮ってご参加ください。
受講料
会員 16,500円(税込)
一般 19,800円(税込)
お支払い方法
銀行振込のみとさせて頂きます。
お申込み確認後、申込者の方にご請求書をお送りいたします。
申込締切
2024年10月25日(金)
視聴についてのご注意
  • 1) Zoom受講をご希望される方には、開催近況になりましたらZoomウェビナー参加用URLをメールでご案内致します。
    以下2) ~8)はZoom受講者への注意事項になります。
  • 2) 視聴にはPCやタブレットなどの端末と、インターネット環境が必要です。通信料は参加者のご負担となりますので、予めご了承ください。
  • 3) Zoom視聴可能か事前にご確認をお願い致します。アプリでの視聴が不可の方は、Zoomサポートセンターが推奨するWEBクライアント
    (ブラウザ)「Google Chrome」「Firefox」「Edge」をお試しください。    https://support.zoom.us/hc/ja/articles/214629443
  • 4) Zoomの使い方・動作環境は、協会事務局での対応は出来兼ねますので、Zoomヘルプセンターをご確認ください。
    https://support.zoom.us/hc/ja/categories/201146643 ビデオウェビナー>ウェビナーへの参加(参加者)
  • 5) 受講料1名につき1名の方の受講をお願いしております。複数名受講、受信映像や映写資料の保存(画面キャプチャ、カメラ撮影等)、 録音、再配布はご遠慮ください。
  • 6) 視聴者変更による代理参加の場合、速やかに事務局までご連絡ください。当日の対応は出来兼ねますので予めご了承ください。
  • 7) LIVE配信のため、開催後の視聴はできません。
  • 8) PCやネット環境により視聴できなかった受講者の方は後日協会事務局までお問合せください。
  • 9) CPDポイントについて(基本1時間1ポイントとなります。)
    ・SHASECPD会員は、受講後ご自身で空気調和衛生工学会CPDポイントシステムから入力・確認を行ってください。
    ・JABMEECPD会員は、建築設備技術者協会にて単位認定登録を行います。
  • 10)その他
    ・協会職員が在宅勤務の場合がありますので、お問い合わせはメールにてお願い致します。
    ・諸事情につき開催を見送る場合は事前にご案内致します。
    ・会場アクセス 〒108-0014 東京都港区芝5-26-20 建築会館 最寄り駅「JR田町駅」徒歩5分、「都営地下鉄 三田駅」から徒歩3分

お申し込みはこちら

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